ホーム » ひと, アート, イベントリポート, 福井一尊

直島に行ってきました!

投稿日:2010年3月16日(火)

瀬戸内に浮かぶ、アートの島「NAOSIHIMA」に行ってきました。

ここのところ世界中から注目されている、アートの島です。
加えて今年は瀬戸内芸術祭がありますので、注目度は高まる一方です。

「奥谷タイムトンネル2」のような「地域」と「アート」と「人」について考えるとき、この島の存在は行事を企画する我々に多くの実例と、夢に出会わせてくれます。

 

 久しぶりに入った「家プロジェクト」では、およそ「美術」とは無縁と思われるくらいのドキドキ感に包まれる事ができました。

 そして初めて入った地中美術館では、アートの為のアート作品が、そのアート作品の為の贅沢な空間の中で、観に来た人の為の作品として満喫することができました。

 今回は随分久しぶりの訪問になりましたが、これまでは気がつく事ができなかった部分に目を向けることができました。それは地域の人々の生活です。意義深い美術作品があり、多くの予算が投入され、島の外から来場者が大勢訪れていますが、確かにそこの地域に住む人の息づかいに気がつく事ができたのです。地域に暮らす人々に寄り添う様な形で存在する「アート」は、これまで以上に魅力的な存在として感じられました。

 l love 湯

 この写真の作品?は人々の生活のど真ん中、銭湯です。外から見ても、中に入ると、もっともっとアートしていますが、ごくごく普通の住宅の間に存在している事がとても印象的でした。入浴しながら、作品観賞ができますので、直島を訪れた際は、宮ノ浦港の付近を探してみてください。

http://www.naoshimasento.jp/#/ja/contents/05

 瀬戸内の穏やか風は、すでに春の薫りをたっぷり含んでいました。

 

福井  一尊 (ふくい いっそん)
造形家
1976年夏生まれ。大学院在学中より、様々な素材を使った美術作品を制作し、発表を続けている。個展開催、企画展参加など多数。人と人、あるいは人と社会をつなぐエネルギーとして、アートの可能性を信じている。2007年から松江市在住。現在、島根県立大学短期大学部専任講師 。